3年生は、5時間目にリコーダー講習会をしました。ミュージックラボから講師の先生に来ていただき、リコーダーの基本を教えていただきました。
①よい姿勢でリコーダーを吹こう。
・脇の下の玉子が入るように感じでリコーダーを持つ。
・リコーダーと口と腕で三角形を作るようにリコーダーを持つ。
②シャボン玉を飛ばすようにやさしく吹く。最後まで同じ強さで吹く。
③「トゥ」と、タンギングを使って吹く。
④指でリコーダーの穴をすき間なくしっかりとふさぐ。
・親指と人差し指で平たい丸を作って、音がするようにくっつける。
⑤強く吹かない。みんな耳をふさぎたくなってしまう。
⑥好きな曲をどんどん吹くようにしてください。
最後に、いろいろな大きさのリコーダーを見せていただき、いろいろな曲を演奏してくださいました。
<校長の視点>
専門家の指導を見ていると、学ぶことが多いと思います。今日の授業を見て感じたことは、
①まず、笑顔がとってもいい。女性の先生やお母さんの笑顔は子どもの心を引きつけてくれます。
②静かにさせるときに大きな声を出さないで、わざと小さな声で、「静かにして、ありがとう」と言う。
③「待つ」という心のゆとりを持つ。子ども達をせかさないのがいいですね。また、秒読みするのも効果的です。
④徹底したいことは、一人一人個別に確認する。「あなただけだよ」という気持ちが嬉しいですね。
⑤できるまで繰り返し繰り返し練習させ、できたら手を挙げさせて評価する。
⑥よい例と悪い例を対比して、子ども達に考えさせる。子ども達の感性を信用してみるのもいいですね。
学校の授業でも使えますし、子どものしつけでも使えるような気がしました。