11月の「もみじ読書週間」の期間に、図書ボランティアのお母さんに各クラスで読み聞かせをしていただきました。
その感想集です。図書ボランティアさんが入力し、まとめてくださったものをいただきました。
読んでいただいたお母さんの感想に続いて、児童の感想をのせます。言葉遣いの間違いはそのままのせてあります。
平成24年11月28日
もみじ読書の感想
1年1組 「ウサギのぴょんすけ」 作 もりかわ まこも
(読んだ人の感想)
お父さんもお母さんもお兄ちゃんも、ウサギの世界ではとびきり足が速い。それなのに僕は…と悩むぴょんすけ。お友だちのとびすけは運動神経ばつぐん。ぴょんすけは8才になったら必ず出場しなければならない、“ぴょんぴょんレース”をどうやったらサボれるか考えていた。そんな時、とびすけが秘密の練習をしている所に遭遇。その姿を見たぴょんすけは頑張ると決心!! お話はここで終わり。1-1のみんなに続きを考えてもらうことになりました。どんな続きがあるのか、とても楽しみです♪
(子供達の感想)
「ぴょんすけが、がんばって1いになるとおもいます。」
「ころんだけど、がんばってごうるへいった。」
「どうてんになって、ぬかしてころんて1とうになって、おとうさんおかあさんにほめられ、さいごにパーティとした。」
「ぴょんすけくんが、れえすのさいごでかった。そのあとにとびすけくんとあくしゅをしておしまい。」
「ぴょんすけは、ひっしになってはしりました。そのとき、いしがころがってきて、つまずいてしまいました。あしもてもじんじんいたみます。でもぴょんすけは、がんばって、さいごまではしりつづけました。」
「ぴょんすけが、がんばってあせもでて、はぁはぁゆってごーるをめざして、はしっていたすがたがすごいなとおもいました。ぼくもぴょんすけみたいに、はしってみたいなとおもいました。」
「ウサギのぴょんしけくんは、とびすがはしっているのをみとおどろくことがおもしろかったです。」
「うさぎのぴょんすけととびすけが、ともだちになったところがおもしろかた。」
1年2組 「うんちしたのはだれよ!」「はいしゃさんなんか へっちゃらだい」
(読んだ人の感想)
はじめて大勢の子供達の前で読むのでドキドキでした。でも、子供達は真剣にお話をきいてくれてうれしかったです。絵本を選ぶのも、とても楽しかったです。
(子供達の感想)
「もぐらが、いぬのあたまにうんちをしたとこがおもしろかったです。」
「すごいうんちおとしたのだれで、ハエがうんちをあじみしたのがちょっと、おもしろかったです。」
「うしがうんちをするところがおもしろかった。おおかみがくちをあけたところが、おもしろかった。」
「うんちしたあたまが、おもしろかったです。おおかみさんがなおってよかったです。」
「おおかみがはいしゃでないてたところがおもしろかった。」
「はいしゃさんも、むしばになるんだね。むしばになるんだったら、じぶんでなおせばいいのにな。」
「たのしいえほんだなー、おもしろいなー、なんではいしゃさんがむしばになるんだろうなー。」
「はいしゃのおおかみがきにのぼたことがおもしろかた。」
2年1組 「ぎょうざつくったの」 きむら よしお
(読んだ人の感想)
留守番中に、子ども達だけで協力し合ってぎょうざを作り、形はいびつだったけれど、おいしく食べたというお話です。
何でもいろんなことに挑戦して欲しいなぁと思い、選びました。子ども達もしっかり聴いてくれました。
(子供達の感想)
「子どもがぎょうざおつくったのがすごかったです。だんごを200こつくったのもすごかったです。子どもだけでつくったのがすごいとおもいました。おこったかおがおもしろかったです。」
「子どもがほうちょうとかこむぎこ、かんづめとか、お母さんがおでかけをいってるときに子どもだけで、ウナちゃんが、こうえんに行って、ともだちをあつめてきてぎょうざをつくったのが、すごいと思いました。わたしも友だちあつめてやってみたいです。」
「さいしょにちらかしてしまったので、おかあさんにおこられるかなと思ってました。でもおかあさんがおいしそうといったので、ほっとしました。」
「わたしは、ちょっとほうちょうの大きさが大きいなと思いました。とくにおもしろかったのは、子どもがだいこんをもっておどっていたのかとくにおもしろかったところです。」
「ぎょうざを子どもがつくりかたをしっているからすごかった。はくさいとかまぜてつくれるのは、わからなかった。」
「わたしはぎょうざをつくったことがあるけど、そんなつつむのがうまくないので、あとそんなつくりかたがわかんないので、この本をよんでなんか1人で、できそうなかんじがします。」
2年2組 「1ねんでいちばんうれしい夜」「しっぽのつり」
(読んだ人の感想)
近くに座ってじっと絵本を見てくれました。文字のないところも絵を楽しんでもらえたと思います。寒い日に、しっぽを池にたらして魚つりをしたら、しっぽが凍ってしまう「しっぽのつり」
「1ねんでいちばんうれしい夜」はクリスマスのお話です。
(子供達の感想)
「さんたさんにプレぜんとを、あげるのがいいと思いました。あと、さんたさんへの手紙がポストでとどくのがすごいと思いました。」
「きつねさんがみんなにおてがみをかいて、とばしたのがみんなにとどいたから、きつねがつくったくつしたの中にみんなが入ってたのかなとおもいました。」
「きつねさんがサンタさんのためにいろいろつくったりして、きつねさんはすごいなぁと思いました。わたしもことしのクリスマスはなにかつくってみたいなと思っています。」
「サンタサンはさかな1ぴきだけもらったんですね。みんなきてくれて一年でほんとにうれしいよるだったんだろうなと、おもいました。さいこうのプレゼントですね。」
「よていをがいて、そのとうりにクリスマスツリーやクッキーいろいろつくっていました。ともだちもいっぱいきていました。おともだちさんはクッキーたべたのかな。」
「きつねくんがきのがっきをつくるのが、すごいなとおもいました。あとみんながこないとおもっていたけど、みんながきてくれてうれしそうでした。」
「きつねさんがつったさかなを、おおかみさんがとったから、おおかみさんはわるいなとおもいました。」
「おおかみがきつねにだまされたところが一ばんおもしろかったです。」
3年1組 「あくたれラルフ」ジャック・ガントス
(読んだ人の感想)
この本は絵がかわいく、内容も皆に楽しんでもらえるかなと選んでみました。子供たちは、教室にうかがうと静かにきちんとすわっていて、とても読みやすかったです。
(子供達の感想)
「お父さんのスリッパなどかってに使ってしまうのは、だめだと思いました。お父さんやお母さんたちもおいていくのは、だめだなぁと思いました。」
「ラルフは親友がいなければ力つきて死んでしまったと思います。ラルフは家族の中にいて、本当によかったと思います。」
「さいしょは仲がいいと思いきや、あとからはなれてラルフがかなしい思いをしてさいごにまた仲よくなる、いいお話だと思いました。」
「ラルフがらんぼうをしてサーカスの中においてかれてサーカスがおわったらお客さんがおとしたポップコーンをかたづけやらされたのが、おもしろかったです。」
「ラルフがさいごに幸せになれていいお話でした。」
「イタズラずきなラルフを見て、おもしろかったです。それで、ラルフがサーカスにおいてかれたので、ちゃんとしないとなぁと思いました。さい後にラルフは、家にもどれたので、よかったなぁと思いました。」
「サーカスにおいていくという所はさびしかったです。ぼくは、この本を読んで本にきょうみを持ちました。」
「あくたれラルフがいじわるをやってて、さいごにいじわるがなくなってよかったなとおもいました。いじわるは、やらないように、しないようにきをつけます。」
3年2組 「えんぴつびな」「あたまに かきのき」
(読んだ人の感想)
「えんぴつびな」戦争のお話で少ししんみりとなったので、2冊目に「あたまに かきのき」おもしろいお話を読みました。
(子供達の感想)
「さいしょはたのしそうだったのに、くらくなったとき、いっしゅんなぜかなみだがでそうになりました。」
「『えんぴつびな』は、わるいことをしているこがやさしくなるのが、わたしは『ほんとうはいいこなんだな』と思いました。『あたまにかきのき』はなくなってもなくなっても、どんどんたべものがでてくるのがびっくりしました。」
「せんそうで家をなくした女の子に、シンペイちゃんという男の子がちっちゃいえんぴつのびなをあげたのが、切なく思いました。頭の上にかきの木や池や田やきのこ、いろんなものが、おじさんに出来るのがおもしろかったです。」
「わたしがもしもくうしゅうで、家がやけおちてしまったら、たぶん学校にも行けずにしゃがんでないていると思います。もし、学校に行っても、なきながら学校に行くと思います。なので、せんそうの時代に生きてなくてよかったです。わたしがもしも、頭にかきがおちてきたら、すぐとると思います。」
「しんぺいちゃんがえんぴつをたくさん、ちいさいのばかりもっているなんてすごいなぁと思いました。ぼくもちいさいえんぴつあつめて、えんぴつびなをいっぱい作りたいなぁと思いました。あたまにかきのきのお話は、あたまにいろいろなものがのるからおもしろいなぁと思いました。もしもあたまになにかのるんだったら、池がいいです。ぼくはドジョウがすきだから、池がのってほしいです。」
「わたしは、えんぴつびながかわいそうなお話だと思いました。しんぺいちゃんがやさしくしてくれたけど、くうしゅうでしんでしまったからです。二つめの話がおもしろかったです。はえてうってをくりかえして、木などを切られるところがすごくおもしろかったです。」
4年1組 「とっときの とっかえっこ」文:サリー・ウイットマン 絵:カレン・ガンダーシーマー
訳:谷川俊太郎
(読んだ人の感想)
バーソロミューおじいさんとネリーはおとなりさん。ネリーが赤ちゃんだった頃、バーソロミューはネリーをカートに乗せて毎日さんぽに連れて行き、歩ける様になってからも毎日一緒にさんぽしていた二人。ある日、バーソロミューがけがをして歩けなくなり車イスに乗ることに。昔を思い出しながらネリーがバーソロミューの車イスを押してさんぽに連れていきます。老いていく老人と成長していく少女の心温まるお話でした。教室の準備の手際も良く、静かに聞いてくれてありがとうございました。
(子供達の感想)
「すごくあたたかい気持ちになりました。なぜあたたかくなったのかというと、バーソロミューとネリがやさしかったからです。」
「バーソロミューとネリーはすごく元気で楽しそうでした。バーソロミューとネリーがずっと元気でいるといいです。」
「とりかえっこするときに、ネリーがすごくがんばっているところが心にのこりました。」
「わたしにもバーソロミューににている、おじいちゃんがいます。この本はやさしいし、おもしろい本です。」
「バーソロミューとメリーはとてもやさしい人だと思いました。なぜならバーソロミューは、犬に頭をなでてやるし、メリーはバーソロミューの車いすをおしてゆっくりおしていたからです。ぼくも、そんなふうになりたいです。」
「バーソロミューのハーモニカの曲は、どのような曲だったのか気になりますが、そこは目をつぶろう・・・。バーソロミューはとってもやさしいおじいさんだなと思いました。」
「バーソロミューがかいだんでころんだとき、きゅうきゅう車で病院にはこばれるくらいひどかったら、それはいたいと思う。ネリーが車いすを引いてるとき、ネリーはどんな気持ちだったのかしりたいです。」
4年2組 「たつのこたろう」 文:松谷みよ子
(読んだ人の感想)
10分ぐらいで読める本を準備したので、少しオーバーしましたが、すごく集中して静かにきいてくれました。大切な食糧を独り占めしてしまって龍になってしまった…というお母さんの話はちょっと、衝撃的ですが、子供達への教訓になる話だなぁーと思います。
(子供達の感想)
「たろうが、お母さんのために雪女がいても、たたかいにいける勇気がすごいなぁと思いました。たろうが、アヤをたすけに行った時、おにぎりをもらって『おばあちゃんにあげたい』と思ったたろうは、すごくやさしいんだと思いながら見てました。」
「アヤをたすけに行くところが男の子だなと思いました。お母さんがさいご、りゅうからにんげんになるところがよかったなと思いました。」
「雪がふって行けないのに、お母さんにあうために行ったことがすごかったです。」
「あやがさらわれたときの、たろうのたすけるぞ、という勇気のある所がかっこよかったです。」
「お母さんがなんでりゅうになったのかなと思ったけど、さいごの方にお母さんがもとのすがたにもどったので、よかったなと思いました。あと、たつのこたろうのおかげで、おにをたおして、むらもへいわになったので、よかったなと思いました。」
「たろうは、おかあさんがりゅうだったとき、こわくなかったのかなとおもった。」
5年1組 「たつのこたろう」 文:松谷みよ子
(読んだ人の感想)
ピンチヒッターで4年生と同じ本を読みました。始めは少しザワザワしていましたが、読み始めると静かに聞いてくれました。お母さんが“龍になってしまった”“目玉をしゃぶって大きくなった”という文はキョーレツなようです。
(子供達の感想)
「たろうがあやに出会わなかったら、こんないいはなしができないと思いました。お母さんがたつになっちゃって、目をあげるなんてすごい愛情だなぁーと思いました。」
「ぐうたらしていたたろうが、あやを助けにいくために、『赤おにをたいじしてくる!!』というなんて、たろうはぐうたらしていても勇気を持っているんだなぁーと思いました。」
「アヤをたすけるのがゆうかんだと思いました。お母さんがたろうのために、げんかいなのに山にとっしんして、とてもたろうが好きということがわかりました。」
「男の子がお母さんの目玉をしゃぶってた事と、のどから血がでるほどさけんだ。というところが心にのこっています。」
「お母さんの目だまをしゃぶって大きくなったとかかいてあって、私はそんなので大きくなるのはいやだなーと思いました。」
5年2組 「いのちをいただく」
(読んだ人の感想)
食肉加工センターで働く方のお話です。仕事をやめたいと思っていたけれど、やっぱり続けようと思ったエピソードです。食べ物に命があったことを考えて欲しくて選びました。
(子供達の感想)
「とても、牛もさかもとさんもかわいそうでした。でも牛を殺す人がいないと私たちも生きていけないので、この仕事に感謝したいと思えました。」
「さかもとさんがなやむのも、むりないなと思いました。私は、休んじゃだめだよと思って見ていました。さかもとさんが仕事にいってくれてよかったなと思いました。」
「私はかなしい気持ちになりました。さかもとさんが、牛をころそうとするけっしんはすごいなと思いました。私がそんな仕事をしていたら、牛はころせれないなと思いました。」
「たべものをたべるときに、なぜいただきますというのかが、もっとふかくわかりました。これからは、ちゃんといただきますといいたいです。」
「ぼくは牛をころす仕事をやりたくないと思いました。理由は2つあります。1つ目は血まみれになったりするからです。2つ目は殺すときに目があったりするとかなしくなって殺したくなくなるからです。」
「さかもとさんはすごくなやんだと思います。子どもの言葉やるきになったと思います。」
「わたしは肉が大の苦手です。けれど、これからはがんばってたべようとおもいます。」
「あらためて、たべるお肉は生きものをいただいていることを、しりました。」
6年1組 「3つのなぞ」 作:ジョン・J・ミュース
(読んだ人の感想)
3つのなぞを考え続けるニコライ少年。カメのおじいさんが、やさしく答えます。絵が大人っぽく?すてきです。6の1のみなさん、静かによく聞いてくれてとてもうれしかったです。
(子供達の感想)
「この本は、みんなが助け合って生きていくことが大切だと、いうことがわかりました。たとえ人間じゃない動物、生き物でも大切にしなきゃいけないんだな、と思いました。」
「思いやり、ほうしの心を思わせるとても素晴らしい本だと思います。絵本ですが、とてもぶ厚い本などよりも、よっぽど深いと思いました。」
「ニコライがレオの所に行ったあとに、強風と大雨の中、パンダの親子を助けていたのはすごいと思いました。あと、やっぱり3つのなぞは身近な所から始まるんだなぁと思いました。」
「読んでもらった本は、ぼくもなぞにおもっていたこともでてきました。ニコライの気持ちになっていたら助ける事が答えだったとしったら、ぼくも人助けをしたくなりました。」
「ニコライが3つのなぞをさがしていて、友だちにきいても分からなかったから亀にきいたときじけんがおき、パンダをたすけ子どもも助け答えをみつけたことがかっこよかったです。何を大事にすればいいのか分かってよかったです。」
「この本の主人公のようにいい人間になりたいです。パンダのお母さんをたすけるだけでなく、子どもまでたすけにいくゆうきがすごいと思いました。」
「最初ニコライが3びきの鳥、サル、犬に3つの問題をだしていろいろな人のいけんをきいて、最後のカメにきいたけど、言ってもらえなかったけど、手伝ったり、パンダの親子を助けたりして、自分から良いことをやりだすことが、結果につながり、とても良いことだと思いました。これからの良いさんこうになりました。」
6年2組 「野ばらの音楽家マヌエロ」
(読んだ人の感想)
皆、落ち着いて聞いてくれました。自分の夢を実現する為に努力をするカマキリのマヌエロ。カマキリである自分を受け入れ、友達の力を借りて夢を実現させます。6年生の皆さんがどんな風に感じたか、感想が楽しみです。
(子供達の感想)
「音楽をやりたいというカマキリの思いがすごくつたわりました。それに楽器を作ったりするのがすごい。マヌエロもチェロをひいて楽しそうにしている場面がとってもいい話だと思いました。」
「マヌエロがほかの動物に音楽を奏でれないと非難されながらも、最後には、チェロをひくことができたというところが、すごく感動的でした。」
「チェロをひいているカマキリの音を聞いてみたいです。」
「自分が好きって思うものは、あきらめなかったらできるってことをしって、すごいなぁと思いました。」
「カマキリにはきれいな音はでないのに、いろいろな方法できれいな音を出そうとがんばっているところがよかった。」
「はっぱとかが楽器になるなんてすごいと思いました。一回ふいてみたいです。」
「マヌエロは本当に音楽が大好きなんだなぁと思いました。何回も失ぱいしても、よくあきらめないなぁと思いました。私だったら、すぐにあきらめてしまうと思います。」
「カマキリがガッキを作るなんてすごかったです。クモもきょうりょくして、チェロを作っておもしろかったです。カエルとかほかの虫がカマキリをバカにしていたけど、さいごにガッキが作れてよかったです。」
「カマキリがくもと一緒にチェロを作って、それでほかの虫達と一緒にえんそうできてよかったと思います。」