あじさい読書週間に、図書ボランティアのお母さんに教室で読み聞かせをしていただきました。
それぞれ、各学級からの子ども達の感想を、図書ボランティアさんにまとめていただきました。
紹介いたします。
1年1組 「おみせやさん」 かどの えいこ 作
(読んだ人の感想)
サイズの小さな本だったので、見えづらかったかなと、反省しています。雨ふりの続くたいくつな日、思いついた楽しいこととは?よく聞いてくれました!
(子供達の感想)
「えほんを よんでくれてありがとうね ねずみさんもねこさんも みんな10うえんだったね。とてもおもしろかったよ。これからもきてくださいね たのしみにしています つぎはちがうほんもってきてね」
「ぼくもみせやさんごっこをしてみたくなったから。またやってみるね。おとこのこたちと ねずみやねこがきたね。ぼらんてぃあさん ほんをよんでくれてありがとうございます」
「ぼらんてぃあさんへ たのしいほんをよんでくれて ありがとうございました。わたしもおなじふうになりたいです。」
1年2組 「おじさんのかさ」「はははのはなし」
(読んだ人の感想)
初めての図書ボランティアでした。1冊めの「おじさんのかさ」は時間もあり、ゆっくりめに読むことができました。児童の反応も良く、楽しんできいてくれていました。2冊めの「はははのはなし」を読む時にすでに8:38頃になっていましたが読み始めてしまいました。案の定、児童の集中力が切れてザワザワとしてしまい、私も若干早口になってしまったのが反省です。
(子供達の感想)
「おとなのはって32ほんなんだね。おじいさんのかさが おもしろかったです。たのしかたです。はははのはなしが かなしかたとおもいます。」
「2つともおもしろかったです はははのはなしが おもしろかったです おじいさんが かさをささなかたのが おもしろかったです」
「おじいさんが いつまでたってもかさお ささないのがおもしろかった」
1年3組 「へんしん トンネル」「いいたくない」「おべんとうのうた」パネルシアター
(読んだ人の感想)
1年生にとっては、“お母さんのおはなしのへや”は初めてだったんですが、今日読んだ本は、ことばのかけ合いになっているので、しっているお友達がかけ合いをしてきてくれて、楽しい読み聞かせになりました。パネルシアターは、お友達が良く知っている“おべんとうのうた”をやりましたので、しっかり歌もうたってくれました。次回も楽しみです。
(子供達の感想)
「へんしんとんねるが へんしんして おもしろかった おべんとうのうたが ひしゃしぶりにきけて よかった」
「へんしんとんねるのほんは でっかかた。ほんおよんでもらって うれしかった。」
「へんしんとんねるをみたんらけど しかくがとんねるのなかにはいったら さんかくになって とてもおもしろかったです」
2年1組 「うみのおいしゃさん モグローせんせい」
(読んだ人の感想)
モグロー先生は海のお医者さん。潜水艇に乗って、海の中に診察しに行きます。サメの虫歯を抜いたり、タコの足に薬をぬったり。診察が終わって帰ろうとしたら、スクリューに海草がからまった。サメやタコに逆に助けてもらって帰ることができました。「次は誰が助けに来るかな?」「虫歯抜いたの誰だった?」など問いかけながら読んでみました。目をキラキラさせて答えてくれる子供たちはかわいかったです。ちゃんとお話聞いてくれてありがとう。
(子供達の感想)
「モグロー先生がやさしくて、わたしもモグロー先生のようにやさしくなりたいです。また見たいです。」
「もぐろう先生がひかかったけども みんなできょうりょくしてがんばってたすけたのが おもしろかったです。よんてくれてありがとうございました」
2年2組 「おこだでませんように」
(読んだ人の感想)
“ 何才になってもそのままでステキなんだよ”という思いを伝えたくて選びました。2-2の子はやさしくて素直で温かい空気だったので、心がいやされました。ありがとうございました。
(子供達の感想)
「ほんとうは『おこられませんように』だけど、『おこだでませんように』ってまちがえてるとこがかわいかったです。それと、おこられたくないっておもっていることが、すごいつたわってきます。」
「じぶんばっかり、おこられても、ともだちだっておこられることもある。だからじぶんから、なかなおりをしようって、いえば、これからも、なかよくできるよ。」
3年1組 「コンちゃん、ブーちゃん あぶないよ!」
(読んだ人の感想)
去年、2年の読み聞かせをした時に読んだ紙芝居を覚えていた児童も何人かいて…(汗)オチは言わないようにお願いしました。(笑)いつも真剣に聞いてくれて、いつもそれにいやされます。読みがいがありますね!楽しみにしています。今回は時間オーバーしてしまいました。
(子供達の感想)
「よむのじょうずだったです。はじめて㋩㋪㋫㋬㋭をしりました。だから きょうから守ります。よんでくれてありがとうございました。またよんでくださいね。」
「『コンちゃんブーちゃんあぶないよ!』を読んでくれてありがとうございます。じてんしゃをのるときにヘルメットをたまあにしか、かぶっていないのでこれからは毎日かぶります。」
3年2組 「空のおくりもの」雲をつむぐ少年のお話 マイケル・キャッチプール 文
アリソン・ジェイ 絵
(読んだ人の感想)
少年が雲から糸を作り、帽子やマフラーなどを作ります。必要な分だけ…。ある日、王様にドレスにマント、長いマフラーを作る様命令され、作ったのですが、空から雲が消えてしまいました…。雨が降らなくなり、困ってしまう村人たち。自然とともに生きていく大切さを考える本です。みんなの心にはどの様に届いたでしょうか?
(子供達の感想)
「くもからマフラーとかつくるのがおもしろかったです。本当にあったらおもしろいとみんなも、おもうとおもいます。『空からのおくりもの』話をもういっかいよんでみたいです。」
「『空からのおくりもの』と言う題名がいいです!王様が少年にめいれいするところがいけないと思った。それであめがふらなくなったけど、雨がふってよかった。」
4年1組 「ぞうのせなか」
(読んだ人の感想)
前回、ひだまりの時、4年生に古川さんが読まれた本です。お父さんぞうが、生きているうちに子どもぞうに伝えておきたいことを教えていく話です。少し悲しくなっちゃったかな。
(子供達の感想)
「『ぞうのせなか』とても感動する話でした。パパの愛情が深くまで伝わってきました。私は、パパをいいと思いました。なぜなら、『死ぬ』ということでも、すらっと伝えられるからです。」
「ぼくも、いつかぞうさんみたいにお父さんになって、子どもをそだてたいです。」
4年2組 「おじさんのかさ」 さの ようこ 作
(読んだ人の感想)
雨の季節なので「おじさんのかさ」を読みました。雨が降ると、元気な瑞鳳っ子は少しつまらないかもしれませんが、雨の中を歩いたり、雨の音を聞いてみると、いつもとは違う楽しさに気付いてもらえると嬉しいなと思い、読んでみました。
(子供達の感想)
「わたしは、さいしょにおじさんが、かさをさしたくないということがわかったときに、かさはぬれるものなのに、どうしてぬらしたくないのと思いました。わたしがあたらしいかさをかったもらったら、ぎゃくに雨の日がたのしみです。すごくおもしろかったです。」
「ぼくは、おじさんのかさの雨がふったらポンッポロロンで、おじさんの大切な黒いかさをぬらしてまでだったら、まだ木にずっと雨やどりをします。だってあんなきれいな黒いかさがぬれると自まんができなくなるからやだです。」
5年1組 「もしも 地球が…?」 へスター・ゴダード 文 ポーラ・クルーナン 絵
(読んだ人の感想)
「もしも地球が、動物も植物も水も太陽の光もないところだったらどうなるのか?」考えてみる絵本に真剣に耳を傾けてくれたので、嬉しかったです。何となくわかるような答えに、一瞬でも一緒に考える時間がもてたらいいな。と思い、この本を選びました。思いどおりの反応がもらえてよかったです。ありがとうございました。
(子供達の感想)
「読み聞かせありがとうございました。今回の読みきかせでよく分ったことは、水、植物、動物、太陽が本当に大切だということです。その中の一つがかけたら人間が生きていけなくなるのでどれも大切だと思いました。」
「地球にはさまざまな生き物がいて、さまざまな自然があることも知れたし、その生き物や自然がいなくなったら、というのも知れていいきかいだと思います。本を読んでくれてありがとうございました。」
5年2組 「てんにんのよめさま」 松谷 みよ子 文
(読んだ人の感想)
高学年になって初めての朝読。聞く力を養ってもらいたく、簡単な民話を朗読してみました。七夕については日本をはじめ、中国でも昔話があるので、ブックワールドの星座の本も紹介しました。昨年度、親子で宿題の星の観察をした時の様に、また夜空を見上げ、夏の大三角形のデネブ、おりひめのベガ、ひこぼしのアルタイルを探してみて下さい と宿題を出してみました。7月7日七夕の夜、晴れますように…。
(子供達の感想)
「初めて読んだ本でした。星は(理科で)苦手で、むずかしいなぁと思っていたけど、この本を読んで、七夕のことや、星のことに興味をもちました。本を読んでいただいてありがとうございました。」
「きょうは本を読んでくれてありがとうございました。絵を見ずに聞くと、頭の中に絵が出てきておもしろかったです。ありがとうございました。」
6年1組 「しれとこのきょうだいヒグマ ヌプとカナのおはなし」 知床財団
(読んだ人の感想)
先生がいなくても、早くに準備ができていて、すごく静かに聞いてくれました。さすが6年生。あんまり静かだったので、感情が入ってしまって声がうわずってしまいました。もともとクマたちが何千年も前から暮らしているところへ、人間が入り込んでいることと、どうして1頭のクマが殺されなければならなくなったのか、夏休みに観光地に出かける前に知って欲しくて、選書しました。伝わったかな?
(子供達の感想)
「ヌプとカナを読んでくださって、ありがとうございます。ヌプは好きしんいっぱいで、カナはこわがり、ヌプは人間のおかしに興味をもって、ころされちゃうなんてかわいそうと思いました。カナは子供を産んで、ヌプのことを話して子供たちを守ってるみたいでした。」
「今日はとてもかんどうする本を読んでくれて、どうもありがとうございます。人が落としたものがさいしゅうてきには、1ぴきの動物をころしてしまうことをしりました。これからは、おかしなどをすてず、動物にきらわれないようにしたいです。」
6年2組 「わすれられないおくりもの」 スーザン・バーレイ 作
(読んだ人の感想)
森一番の物知りで、誰からも好かれていたアナグマは、年老い死んでしまいます。森の仲間は悲しみますが、アナグマと過ごした日々の思い出は、みんなの心の中に、素敵な宝物をたくさん残し、支えてくれました。6年生の皆さんも瑞鳳小で過ごした日々の思い出が、素敵な宝物になったらいいなと願って、この本を選びました。
(子供達の感想)
「『わすれられないおくりもの』を読んでくれてありがとうございます。この本を読んでもらって、私もみんなに、私についての思い出をしてくれるようなそんざいになりたいと思いました。とてもおもしろかったです。」
「私もアナグマみたいになんでもできて、それを人に教えられる、みんなに感謝される人になりたいです。」